HSP・HSC 4つの特徴とは?

HSP・HSCとは?

HSP専門カウンセラーの武田友紀さんがテレビに出演されたり、HSPであると公表される芸能人がいたり「繊細さん」「HSP」という言葉に注目が集まっています。

「ひょっとして私HSPかも・・。」「うちの子もHSCかも・」と思ったらこの記事を読んで下さい。

もしあなたやお子さんがHSP、HSCであるならHSPについて理解を深めることで得られる気付きがたくさんあるはずです。

HSP・HSCだと気づくと自己肯定感アップ

実は私は数年前まで自分や子どもが繊細だと知りつつ、HSP・HSCについて学ぶことに抵抗がありました。辛かった過去を積極的には思い出したくなかったからです。

けれどもヒプノセラピストとして活動するなかで出会ったクライアントさんが、過去の自分と同じように繊細なために苦しんでいる方が多くHSPについて学ぶことを決めました。

最初はクライアントさんのためでしたが、学ぶうちに自分の過去の辛い経験や気持ちやが浄化されていきました。

それは「嫌だな。」「辛かったな。」という過去の経験が、HSPの気質が理解されないためにおこっていたことに気付いたからです。

「理解されない私は、ダメな子。」でもなく「理解してくれない親が悪い。」のでもなく、ただ誰もHSCについて知らなかっただけなのです。

それだけでなく、「人の気持ちがよくわかる。」「落ち着いている。」「洞察力がありアドバイスが的確。」と言われてきたことはHSPの気質そのものでした。

「なんだ~私ってHSPの才能を発揮できているのかも。」と思い、それ以来繊細な自分が好きになっていきました。

それは息子に関しても同じです。

「こんなことでぎゃあぎゃあ騒ぎ立てるなんて・・。」「何をさせてもどこに連れて行っても警戒して場に馴染まない・・。」と途方にくれた時もあります。

「厳しく叱ればいいってものではないし、全てを受け入れるとこっちはヘトヘト。こんな風になるのは私の育て方が問題なの?」と随分悩みました。

当時私がHSCについて知らずに、繊細であることを受け入れられてなかったから辛かったんです。今ならわかります。

この記事では、HSP・HSCかどうかを見極める大切な4つのポイントと刺激を好むHSP=HSS型について説明し、HSP・HSCにとって大事な課題と対処方法を紹介します。

どうぞHSP・HSCを正しく理解して、ご自身やお子さんを理解し、親子で幸せな人生を生きるために役立てて下さいね。

HSP・HSCが持つ4つの特徴

HSP・HSC 4つの特徴

HSPは心理学者のエレイン・N・アーロン博士が1990年代後半に提唱した理論です。

HSPはひといちばい敏感な人、HSCはひといちばい敏感な子(Highly Sensitive =とても敏感な Person=人、Child=子)。

以下の4つの特徴すべてにあてはまるのがHSPです。

この4つの特徴のうちどの部分が強くあらわれるかは個人差があります。4つの特徴がネガティブな状態で表れるとどんな困りごとがおこるかも合わせてごらんください。

HSP・HSCは多くの情報を察知し細かく観察、分析、想像する神経系を持っているため、以下のような特徴があります。

HSP・HSCの特徴 ①深く処理する

【個性】細部までじっくり考えてしまう。あらゆる可能性を検討する。様々な情報を察知する。他の人が気づかないような点に着目する。核心をついた質問をする。ユーモアがある。本質的で深い洞察を得られる。用心深い。思慮深い。

【困り事】初めての場所に戸惑いや不安を感じる。人見知り。集団にとけこむのが難しい。決断、行動、発言に時間がかかる。頑固。こだわりが強い。

 

②過剰に刺激を受けやすい

【個性】五感・六感(直感や霊感)がすぐれていて(どの機能がより敏感かは人それぞれです。)自分の内部で興奮状態がおきやすい。

【困り事】ストレスを感じやすく疲れやすい。不眠などのトラブルも。雑多な環境におかれたり、人の視線を浴びるとパフォーマンスを発揮しにくい。光が苦手、大きな音を聞くのが怖いなど、外部からの様々な刺激にも強く反応する。癇癪。わがままに見える。

③感情の反応が強く、共感力が高い

【個性】人の気持ちが手に取るようにわかる(表情やしぐさなどから微細な情報を無意識によみとっている。)自分のことのように人の気持ちが感じられる。人の気持ちに寄り添う。平和的な人間関係を創ろうとする。

【困り事】涙もろい。人のネガティブな感情に巻き込まれる。人のストレスを吸い取って疲れる。人の気持ちが気になり、自分が後回しになる。自分と人との感情が入り混じり混乱する。空気を読みすぎて疲れる。

④些細な刺激を察知する

【個性】他の人が見逃すような小さな音、些細な変化にも気付く。

【困り事】リラックスして過ごしたいのに色々な事に気付いてしまう。

外向的なHSPもいる

HSP=内向的なイメージが強いですが、一定の割合でHSPのなかには、外向的で刺激を求めるタイプのHSSがいてHSPの約3割がHSSだと言われています。

HSSはHighly Sensation Seeking 心の高まり=刺激を求めていくのです。

型にはめられるのが苦手でスリルや未知の体験に惹かれます。安全だとわかればすぐに人や物事に積極的になれます。

刺激を追い求めるものの、元来は繊細であるため、疲れやすく、自分で自分に無理めな課題を与えては疲弊してしまうといった問題が起こりがちです。

繊細さと大胆さの両輪をうまく使いこなし両方を満たしていくことが大切です。

HSP・HSCの課題とお手入れ法

HSP・HSCは情報を深く鋭く処理するため、直観や洞察力、共感力に優れている反面、刺激に弱く、感情がもろいという特徴があります。

ここで取り組む課題が大きく二つあります。

1つ目は刺激に圧倒され疲れやすいこと。

2つ目は自分の感情と他人の感情が入り混じって分けられないこと。

どのように対処すればいいのかを見ていきましょう。

HSP・HSCは多め早めに休息を

敏感さゆえに疲れやすいので、こまめに心身の状態をケアし、ストレスをためないよう気を付けることが大切です。

あなたがHSPママなら家事や子育てが忙しくても頑張りすぎず、休息を多めにそして早めにとることです。

お願いできることは人に頼み、急がないことは無理をして片付けようとしないなど、やることを減らし心と体を休ませる時間を意識的にとって下さいね。

 

お子さんがHSCの場合、泣きわめく、拒否反応を示す、少しのことでもどっと疲れるのであれば、刺激が適正量を超えているのかもしれません。

じっと黙っていたり大人しくしていても、本人の内側では情報が忙しく処理され、想像以上に消耗している事が多いのでよく観察して息抜きできるように配慮して下さいね。

ママの休息が子どもの安心へとつながります

他のお子さんはニコニコ屈託なく遊んでいるのに、癇癪をおこしたり、輪に入らずじっと黙っていると、ママは不安になってしまうかもしれません。

神経質で疲れやすく手がかかるとママも疲れてきて「わがままばかりいって困らせないで。」と叱りたくなるかもしれません。

でも、それが続くとお子さんは自分をダメな存在だと思い自信をなくし「敏感な自分はダメ。」と感じて自己否定するようになっていきます。

それを避けるにはお子さんに共感することです。「ママはわかってくれる。」という安心感から自分を肯定できるようになり、それがよい親子関係を築く土台になります。

そのためにもママがよいコンディションを保つことが最重要なんです。

疲れてしまうと子どもの心を受け入れる心のスペースがなくなってしまうからです。

共感のコツ

お子さんが不調の時は「疲れたんだね。」「怖いんだね。」と気持ちを受け止めてあげましょう。

人は自分の気持ちを受け入れてもらえると、自分の存在を認めてもらえたと感じ安心します。

そして安心すると心の土台がしっかりし、その上にHSCの強みがどんどん育っていきます。

心の境界線

でも・・・ママだって人間。子どもの気持ちを受け入れられない時だってあります。

それを無理に受け止めると子どもを受け入れられず結局子育てが辛くなり苦しんでしまいます。

 

あなたがHSPで共感力が高く相手の気もちがわかってしまうタイプなら、知らぬ間に自分より相手の気もちを優先させてきた人が多いです。

すると子育て中も自分のことより子どものことばかりを考えて苦しくなってしまうのです。自分の気持ちと子どもの気持ちが入り混じって混乱してしまう事もあるでしょう。

 

そんなあなたに必要なのは自分の気持ちと子どもの気もちを分けて考えることです。これを心の境界線をひくといいます。

そのための練習として、自分の気持ちをまず一番に感じて味わってあげましょう。

まず自分に共感するのです。

「今日は疲れているから一人になりたいんだな。」「こんなに疲れているのに子どもの事ばかり考えているなあ私。」と今の自分を受け入れるのです。

それができるようになると「このところ頑張りすぎたかもね。よくやってるよ!」「もっと休んだ方がいいよ。」と自分をはげますことができるようになります。

「こんなことで疲れちゃだめ。」「頑張らないとダメな子になってしまう。」と否定せず、自分を肯定することで境界線が育っていきます。

 

コツは焦らないこと。心の癖は体の癖と同じでこれまでの習慣でできたものです。

HSPは生まれつき人の気持ちがよくわかるので、知らないうちに自分の気持ちより人の気持ちを優先してしまう癖がついているだけなのです。

 

だから、体の癖を同じで時間をかけて修正していけばいいのです。うまくいかず凹んでもまたやり直せばそれはやがて習慣になり、習慣がよい癖を作ってくれます。

そうして自分を受け入れられる癖がつくと、自分の許容範囲に気付き、自分が受け入れるのが難しいと思うことを受け入れるかどうか自分で決められるようになります。

繊細さをプラスに伸ばす!

自分がHSPかも、うちの子HSCかもと思ったら、繊細な自分とお子さんにあった子育てにシフトしてほしいと思います。

私は息子が小さい時HSCについて知識はありませんでしたが、占星術師としてのセンスでマイナス面の裏にはプラス面が必ずある。」そう信じて子どもと関わってきました。

息子は今でも色々なケアが必要ですが、HSCの力を発揮しながら、毎日を楽しんでいます。

臆病で怖がりで人見知りでしたが、社交的で積極的になり、音に敏感でしたが楽器演奏を楽しんでいます。

敏感であること、繊細であることはプラスにできます。だからきっとあなたもお子さんも大丈夫です!

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